Publish:2026.01.13
Category:ニュースリリース

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おおぞら高校が大切にしている「あなたはどんな大人になれたら幸せですか」という問い。 毎年、全国の生徒たちが真っさらな気持ちで綴ってくれる「なりたい大人作文」には、今の若者たちが抱く理想や不安、そして未来への希望が凝縮されています。
今回は、2023年度から2025年度までの3年間に集まった約1万件の作文データを独自に分析。時代の変化とともに、生徒たちの意識がどのように変わってきたのか、その軌跡を紐解きます。

3年間の推移で最も顕著だったのは、「他者貢献・優しさ」を挙げる生徒が、29.7%(2023年)から32.5%(2025年)へと年々増加している点です。
分析: 「成功して有名になりたい」といった外的な目標よりも、「困っている人に寄り添いたい」「誰かを笑顔にしたい」といった、他者への貢献を「幸せ」と定義する生徒が目立ちます。
背景: コミュニケーションの形が変化する中で、リアルな「繋がり」や「感謝されること」に本質的な価値を見出している姿が浮かび上がります。
2025年度の最新データで特に注目すべきは、「精神的自立・余裕」への言及が前年比で大きく伸びていることです(14.0% → 18.6%)。
分析: SNSによる情報の荒波や、不確実な社会情勢の中で、生徒たちは「自分自身の芯を持つこと」や、感情に振り回されない「余裕」を大人らしさの象徴として捉えています。
変化: 「強い大人」ではなく、しなやかで「余裕のある大人」になりたいという、メンタル面での成熟を求める傾向が強まっています。
「経済・お金」に関する言及もわずかながら増加傾向にあります。しかし、それは決して物欲ではありません。
分析: 「趣味を全力で楽しむため」「心に余裕を持って暮らすため」という、**「自分らしい人生(QOL)を維持するための基盤」**としてお金を捉えています。「好きなことを仕事にし、経済的にも自立する」という、非常にバランスの取れた大人像を目指しているのが今の生徒たちの特徴です。

2025年度、最も多くの生徒が綴ったのは『誰かの支えになること』でした。しかし、その中身を詳しく見ると、単なる憧れではない、より具体的な決意が見えてきます。


2025年度は、経済的な自立を『自由を楽しむための土台』と捉える、非常にポジティブで現実的な視点も増えています。

2025年度の作文からは、今の若者たちが『社会への貢献』と『自分自身の心の安定』を、バランスよく大切にしようとしている姿がはっきりと見えました。
この3年間の変化を振り返ると、生徒たちは「自分を大切にすること(自律・充実)」と「他者を大切にすること(貢献)」を同時並行で模索していることが分かります。
偏差値や肩書きではない、一人ひとりの心の中にある「なりたい大人」の形。 おおぞら高校では、これからも生徒たちが綴った数千、数万通りの理想の未来に寄り添い、共に歩んでいきます。
実際に生徒たちがどのような「なりたい大人」を描き、歩んでいるのか。 こちらの特設ページでは、生徒たちの作文を紹介しています。朗読動画もありますのでぜひご覧ください。
